瓦礫選別なら手間がかからない【自動のシステムを確認】

リサイクルに貢献

廃棄物を適切に処理

工事

瓦礫選別は工事で出た瓦礫を処理するのに必要な作業です。
環境汚染の問題が取りざたされるようになってから、瓦礫選別の必要性は特に高まりを見せています。
瓦礫は選別しなければただのゴミとして、埋め立て処分となり、膨大なコストと埋め立て地が必要となります。
ですが、選別することにより、リサイクルできるものとそうでないものが見分けられるため、捨てる物を最小限にすることができます。
捨ててしまえばただのゴミですが、リサイクルすれば資源です。
環境を守るためにも、コスト削減のためにも、瓦礫選別が必要の時代になってきているのです。
瓦礫選別の方法は、手作業でやるものと機械でやるものがありますが、規模が大きい場合は機械で行うのが一般的です。
機械は大きく分けて二種類あり、回転式と振動式があります。
回転式は機械を回転させることで、瓦礫の大小を選別するものです。
処理量が多い場合はたいていは回転式が使われます。
円形と六角形があり、六角形の方が目詰まりしにくくなっています。
砂や土など、水分量が多く細かい物は目詰まりしやすいので注意しなければなりません。
振動式は、機械全体を振動させて瓦礫選別を行うもので、処理量は少なくなりますがより細かな選別が可能になります。
土や砂など細かいものの選別に向いています。
振動式にも、網がウレタンのもの、金属製のもの、ジャンピングスクリーンというタイプの三種類があります。
それぞれコストと目詰まりのしにくさに違いがあります。

遠心力で比重ごとに分別

作業員

建物の解体は一般的に、高所から順に崩していくという方法で行われます。
パーツごとに分けずにまとめて崩すので、解体時に出てくる瓦礫は、屋根材や外壁材、天井板や床板などが混ざった状態となっています。
これをそのままの状態で破棄することは、法律で禁止されています。
材質ごとに細かく分別した上で、それぞれに適した方法で処分する必要があるのです。
しかし混ざった瓦礫を個人で正確に分けることは、簡単ではありません。
ガラスやセメントの破片などで怪我をする可能性もあるので、多くの人が瓦礫選別を専門業者に任せています。
業者による瓦礫選別では、専用の機器が使われます。
この機器は、多くの場合は回転式のドラムとなっています。
そこに瓦礫を入れて回転させると、遠心力によって、比重の大きな瓦礫ほどドラム内で遠くに弾かれることになります。
たとえば鉄と木片とが混ざっていた場合は、より比重の大きな鉄の方が、遠くに飛ばされるのです。
そのため弾かれたものを取り出せば、瓦礫は比重ごとに選別されるわけです。
こういった瓦礫選別は、手作業ではないため手軽で安全な上に、精度が高いので注目されています。
これにより適切な瓦礫処分ができるようになりますし、さらには効率の良いリサイクルも可能となります。
たとえば廃ガラスなどは、溶かして別のガラス製品に生まれ変わらせることができるのです。
そのため業者による瓦礫選別は、地球の環境保全につながることからも話題となっています。

適切に分けることが必要

男女

建物を解体すると、一戸建ての場合でも数百トンもの瓦礫が出てきます。
しかもコンクリートや屋根瓦、ガラスやゴムなど様々なものが混ざった状態となっています。
ところがこれらは、瓦礫選別をすればリサイクルが可能となります。
コンクリートの場合は、道路や駐車場などを作る際の路盤材として、屋根瓦はレンガの材料として使用できるようになります。
そしてガラスやゴムは溶かすことで、新しいガラス製品やゴム製品として生まれ変わらせることができるのです。
ただしこういったリサイクルを適切に行うためには、正確な瓦礫選別が必要となります。
瓦礫の中から、ガラスのみ、ゴムのみといった具合で取り出さなければ、安全なリサイクルができないのです。
そのため解体現場で出てきた瓦礫は、まずは瓦礫選別の専門業者に渡されます。
業者は最初に瓦礫を大まかに粉砕し、その中から崩すことのできない大きな鉄筋などを除去します。
さらに粉砕しながらふるいにかけると、瓦礫のうち形状の崩れにくいゴムなどが残ることになります。
このように粉砕とふるいとを繰り返していくと、最終的には瓦礫は素材ごとにきれいに分かれるのです。
瓦礫選別後の素材は、それぞれのリサイクル専門業者のもとへ運ばれます。
そしてそこで様々な資材や製品に加工され、再び人々の生活に役立てられるようになるのです。
ただし中には、リサイクルが不可能という瓦礫もあります。
一般的には、アスベストを含んだ屋根材などです。
こういったものは瓦礫選別後、埋立ゴミとして処分されます。